火災保険申請

火災保険は一度使うと高くなるのか?注意点を元損保社員が徹底解説

みなさん火災保険を使ったことはありますか?
火災保険を利用する方に先日「火災保険は一度使うと高くなるの?」という質問を受けました。初めて火災保険を使うとどうなるんだろうという疑問を抱いている方も多いと思います。
今回も元損保社員が“火災保険一度使うとどうなるのか”という問いに回答していきます。

本記事のまとめ!
  • 火災保険は一度使うと高くなるの?
  • 火災保険を一度目に使うときの注意点!
  • 地震保険を一度使うとどうなる?
  • 火災保険が一度使うだけで契約が切れる場合がある?
  • 火災保険の申請方法について!
  • 質問コーナー!

火災保険は一度使うと高くなるの?

結論からお伝えすると、火災保険は一度使っても保険料が高くなることありません
自動車保険は「等級制度」や「事故有係数・無事故係数」などがあり、使えば使うほど高くなります。

しかし、火災保険は自動車保険のような制度を導入していないため、保険料は上がりません。
ただし、満期金付の火災保険(JA共済の建物更生共済)は火災保険を利用すると満期金がもらえない場合もあるため、注意が必要です。

火災保険をみんなが使うと保険料は高くなる!

火災保険を一度使うと保険料は高くなることはないとお伝えしましたが、火災保険を多くの方が利用すると保険料は上がっていきます。

ここ数年、火災保険の需要があがったり、不正受給が増えたことにより、大手損害保険会社の火災保険損益は、10年連続赤字になっており、保険料もそれに伴って上がっています。
そのため、多くの契約者が火災保険を使う現象が続けば、保険料は毎年のように上がり続けています。

地域性によって保険料は高くなる!

火災保険の中でも、水災の補償や地震保険は地域によって変化があります。
水災補償については、ハザードマップに基づいた水災リスクをランク分けし、保険料が決まります。
もちろん水災リスクが低いほうが保険料は安くなり、水災リスクが高いと保険料も高くなります。

また、地震保険については都道府県別に保険料が変わり、確率論的な被害予測シミュレーションの結果、地震発生時の被害の大きさで保険料が決まります。
地震保険の場合は都心部や地震被害が大きくなりそうな地域で保険料が高い傾向があります。

火災保険を一度目に使うときの注意点!

火災保険を一度使うときに高くなることはありませんが、注意してほしい点が3点あります。

  1. 免責額に注意!
  2. 請求期限は3年!
  3. 火災保険申請サポート会社に注意!

免責額に注意!

免責額とは自己負担となる金額のことをいい、免責額を下回った場合は保険金が支払われません。
免責額は火災保険を契約する際に必ず決められます。例えば、免責額10万円の場合、10万円以下の被害額については保険金がおりません。

免責額には2種類の考え方があります!

免責の種類
  • エクセス方式
    免責金額以下の損害については保険金が支払われないが、免責金額を超過する損害については、保険金から免責金額を控除した金額を支払う方式
    (例)保険金10万円-免責金額5万円=実際の保険金5万円
  • フランチャイズ方式
    損害額の全額を支払う方式
    (例)保険金10万円、免責金額5万円だが、実際の保険金10万円

請求期限は3年!

保険会社の保険金支払義務は、3年を経過した時点で時効によって消滅するとされています。
火災保険を初めて使う方でも、3年以上前の請求については保険金が出ないため、保険請求はできるだけ早めにするようにしましょう。

保険法第95条(消滅時効)

保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第63条又は第92条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、3年間行わないときは、時効によって消滅する。【強行規定】

https://www.sonpo.or.jp/

火災保険申請サポート会社に注意!

火災保険申請サポート会社は当サイトでも何度も注意喚起をしている法律上グレーの会社です。
火災保険申請サポート会社とは、火災保険に契約している加入者を利用し、見積もりを作成した代わりに保険会社から出た保険金の30%~50%を報酬としてもらっていく有料の見積作成会社です。

火災保険申請サポート会社を利用するとしっかりとした修理ができなくなり、保険会社に申請したのに未修理の部分が発生するため、火災保険を一度使うときには気を付けてほしいと思います。
勧誘文句は消費者に寄り添っているふりをしていますが、圧倒的に消費者不利なサービスです。

火災保険申請サポート会社の違法性については以下記事でもまとめています!

火災保険申請代行は違法?元損保社員がおすすめできない4つの理由 ここでは、「火災保険申請代行業者・火災保険申請サポート業者」について解説していきます。 火災保険申請サービスとは、火災保険請求・...

火災保険を二度目に利用する時の注意点!

火災保険を二度目に利用する時の注意点

火災保険は二度使っても三度使っても、無制限に使うことができますが、二度目三度目を使うときに注意してほしい点がいくつかあります。

一度目と申請箇所が異なるケース

一度目と申請箇所が異なっているのであれば、特段問題はありません。
追加請求については以下記事でも詳しくまとめています。

火災保険の追加請求はできるの?元損保社員が教えます火災保険の追加申請について元損保社員が教えます。火災保険を1度申請したら2度目は申請できないの?火災保険は修理しないと、2回目は支払われない?追加請求するためには必要な書類はあるの?こんな疑問をもたれる方非常に多いと思います。是非一度読んでみてください。...

一度申請した箇所が再度被害を受けてしまったケース

一度火災保険を請求した箇所が再度壊れてしまうという場合もあります。もちろん一度申請した箇所は修理をしなければ再請求することができません。
前回と同一箇所の被害の場合は、前回修理した際の領収書があると非常に保険金の支払いがスムーズでしょう。

また、修理の確認のために保険会社や鑑定人が家に現地鑑定する可能性もあります。
二度目の請求で同一箇所であれば、せめて修理した業者を控えておくのが良いでしょう。

二度目以降の火災保険申請ができないケース

前回保険金が支払われた箇所を修理していない場合は補償がされません。
ちなみに私が火災保険の支払担当だった時、同じ箇所を修理せずに再度申請される方が意外に多かったです。
修理していないのに修理したと嘘をついて保険会社へ申告することは虚偽申告に該当し、保険金詐欺とみなされます。

絶対に虚偽申告をしてはいけません。以下記事でも詳しくまとめています!

火災保険の虚偽申告はバレるのか?元損保社員が徹底解説火災保険の虚偽申告は近年増加傾向にあります。今回は火災保険の虚偽申告はバレるのか、そもそも火災保険の虚偽申告とはどんなものが該当するのか、火災保険の虚偽申告がバレた場合はどうなるのか、火災保険の申請サポート業者を利用すると虚偽申告に該当するのかについて元損保社員がまとめました。...

火災保険が一度使うだけで契約が切れる場合がある?

火災保険は一度利用しただけで、契約が切れる特殊な場合があります。通常は火災保険を使っても契約は切れないため、ご安心ください。

保険金額の80%を超えた!

1回の事故で保険金額の80%相当額を超えた場合(保険金として保険金額の全額が支払われた場合としている火災保険もあります。)には、その損害の発生したときに契約は終了となります。

一番可能性としてあるのが、火事で全焼してしまった時や土砂崩れで家が流された時です。
家が使えなくなってしまったら、火災保険を契約している意味がなくなるため、当たり前ですが契約は消滅します。

虚偽申告をした!

虚偽申告と言われる被害がない、もしくは被害がないのに被害を作り申告したり、嘘をついて保険会社へ保険申請すると虚偽申告に該当し、最悪の場合は保険会社から契約の終了の申し出がある可能性があります。

保険会社にも契約者との保険を解約する権利があるため、著しく保険会社との信頼を損ねた(詐欺や通知義務違反等)ということで強制解約になると、契約が消滅してしまいます。

地震保険を一度使うとどうなる?

地震保険の場合、火災保険と違った規則があるのでしょうか。地震保険は一度使うと高くなることはなく、火災保険と同様に何度でも使うことができます。
しかし、地震保険は独自のルールがあるため、注意しましょう。

複数あったときの地震保険のルール

  1. 72時間以内に発生した2回以上の地震等は一括して1回とみなす
  2. 地震等が発生した日の翌日から10日経過後に生じた損害は対象外

大地震の後に余震などが続けて発生することがありますが、72時間以内の地震については1回の地震とみなすように決められています。
そのため、72時間以内の地震は一括して請求する必要があります。

また、地震が発生した翌日から10日以内の別被害は補償されないため、覚えておくと良いです。
あとの地震保険としての複数回の支払いについては、火災保険と考え方は同じです。

  • 同じ損害箇所を2回認定してまた支払うことは修理をしないとできない
  • 未修理の場合は支払い済の箇所を考慮した支払い
  • 同じ損害箇所でも修復していれば再度支払いが可能

地震保険に支払額は火災保険とは違った金額になります。以下の記事で詳しくまとめています。

地震保険は必要!4つのワケとデメリットも覆す驚きの理由とは?【元損保社員】地震保険の必要性やメリット・デメリットについて元損保社員で火災保険専任担当がまとめています。地震保険は損害保険の中でも不要であると言われがちですが、決して不要な保険ではありません。この日本で地震保険に契約しないのはあまりに危険であると感じています。保険料が高額なことから避けられていますが、保険料を割安にする方法や税金控除など利用できるためおすすめです。...

火災保険の申請方法!

❶ 修理業者を探し、見積書・修繕前写真を作成してもらう

まずは、被害を確認するために修理見積もり修理前写真を業者に依頼しましょう。

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❷ 保険会社へ被害の連絡

見積書を作成すると同時に、保険会社もしくは代理店へ被害を申告しましょう。契約者氏名、保険証券番号、損害の内容、原因、見積書、写真の有無などを伝えることとなります。

❸ 保険会社から申請用紙が送られてくる

保険会社から申請書類が送られてきます。簡易的な書類から間取図を書く書類まで保険会社によって申請書類は様々です。

❹ 保険会社へ申請用紙・見積書・修繕前写真を送る

申請書類を記入したら、業者から取り寄せた見積書・写真と一緒に保険会社へ送りましょう!

❺ 保険会社から保険金が振り込まれる

保険会社が見積書を査定後、保険金が振り込まれます。見積書が高額であったり不具合がある場合は、現地鑑定があります。

火災保険を申請する方法は別記事で詳しくまとめています!火災保険申請代行業者は利用せずとも自分で申請できるため、是非自分で申請してください。

火災保険の申請方法を元損保社員が教えます|おすすめ業者紹介火災保険の申請方法について元損保社員がどこよりもわかりやすく簡単に教えます。火災保険の申請方法だけでなく、保険会社の対応やオススメの業者、おすすめの申請方も情報盛り沢山です。対象になる被災も記載しています。...

Q&A:火災保険を一度使うとどうなるのか質問コーナー

火災保険を一度使うと高くなるの?

火災保険を一度使っても高くなることはありませんが、多くの人が火災保険を利用すると全体的な値上がりがあります。ここ数年は火災保険が値上がりし続けているのもその影響です。

火災保険を一度も使わないのはもったいない?

火災保険を一度も使わないのはそれだけ自宅に被害がなかった≒頑丈な家ということです。
修繕をすると不具合も生じる中で、一度も災害を被ってないのは素晴らしい事です。

火災保険を使うと、保険会社が確認する?

火災保険を使ったあとに保険会社が修理の確認に来ることはありません
次回の被害で同一箇所が壊れてしまうかもしれないので、念のため修理後の領収書は保管しておきましょう。

まとめ:火災保険一度使うと高くなるのか?

火災保険を一度使うと高くなることはありません。
無制限に使っても保険料は変わらないため、デメリットがないようにも思えますが、複数回利用するときには、領収書が必要になってきたり、保険会社もチェックが厳しくなっていきます

注意点を理解し火災保険を利用しないと保険金が支払われない場合もあるため、是非正しい保険利用を心がけていただければと思います。
もし火災保険の見直しを検討されているのであれば、火災保険一括見積サイトがおすすめです。是非ご活用ください。

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元損保社員のつぶやき編集部
【経歴】2012年に損害保険会社に中途入社⇨火災保険損害サービス課で8年間勤務⇨損害保険会社を退職後、実家を継ぐ【資格】ファイナンシャルプランナー2級/アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)
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