火災保険申請

火災保険の審査は厳しい?元損保社員がリアルな実態を解説!

火災保険を保険金請求しても、審査が厳しいと感じたり、審査落ちしてしまうことがあります。

審査が厳しくなったり、審査で落ちてしまうのには様々な理由が考えられますが、今回はそんな「火災保険の審査」について元損保社員がまとめました。

本記事のまとめ
  • 火災保険の審査は厳しいって本当?
  • 火災保険の審査で厳しい保険会社はどこ?
  • 火災保険の審査が厳しくなる条件ってなに?
  • 審査が厳しかった場合の対処法は?

火災保険の審査は実際厳しいのか?

結論から申し上げますと、火災保険の審査は年々厳しくなっているのは間違いありません。

もちろん利用者からしたら「なんで厳しくするんだ!」という声が挙がるでしょうが、審査が厳しくなっているのには大きく以下の2つの理由があります。

  1. 火災保険はどこの保険会社も赤字が常態化!
  2. 火災保険の申請サポート会社の増加!

原因:火災保険はどこの保険会社も赤字が常態化!

火災保険の支払い審査が厳しくなっている一要因として挙げられるのは、自然災害の頻発もあり、この10年にわたり火災保険の収支は赤字が常態化しているということです。
損害保険大手4社の2021年3月期の火災保険の損益は台風の日本への上陸が12年ぶりになく災害の被害が比較的少なかったにもかかわらず、2000億円を超える赤字となる見通しとなっています。

これは保険金の支払いに備える再保険料の上昇や工場の老朽化以外にもこの後説明する「火災保険申請サポート会社」の台頭が考えられます。

そのため、保険会社も財布のひもを緩めることができず、保険料の値上げに踏み切っているのが現状です。

原因:火災保険の申請サポート会社の増加!

火災保険申請サポートとは、火災保険請求・申請を見積もり作成から保険会社対応、書類の書き方まで教えてくれる画期的なサービスです。

火災保険の申請サポートの特徴は火災保険で請求できそうな箇所を探しだし見積書を作成することで、保険会社から保険金を請求します。
その見返りに保険金の30%~50%をコンサルティング料(申請代行費用、手数料、成功報酬)として火災保険申請サポート会社に支払う必要があるため、かなり消費者不利なサービスです。

例えば保険会社へ保険金支払われた額が100万円だったとしたら最大50万円を成功報酬として火災保険申請代行サービスに支払わなければならないわけです。(下記図参考)

保険会社はもちろんちゃんとした修理として100万円を渡しているわけです。

そのため、残りの50万円で修理をしようと思うと、普通に考えたら「半分の工事になる」か「工事が雑になる」のどちらかです。

このような火災保険申請サポート会社といわれる業態の会社による保険請求が増えてきていることにより、保険会社の経営はかなり圧迫されてきています。

火災保険申請サポート会社については以下記事でも詳しくまとめています!

火災保険申請代行は違法?元損保社員がおすすめできない4つの理由 ここでは、「火災保険申請代行業者・火災保険申請サポート業者」について解説していきます。 火災保険申請サービスとは、火災保険請求・...

火災保険の審査で厳しい保険会社はどこ?

火災保険の審査で厳しい保険会社をランキング形式で伝えているサイトがありますが、実は火災保険の審査はどこの保険会社も同じです。

なぜなら火災保険の審査を行う鑑定会社は皆同じ会社を利用しているからです。

保険会社は見積書の金額が高額であったり、火災保険申請サポート会社を利用している場合は、別企業の鑑定会社を利用し、見積書の内容を確認してもらいます。

その利用している鑑定会社は大体同じ鑑定会社を利用しており、単価も業界で決められた金額を利用しているため、審査に大きな違いはありません。

つまり審査は一緒だからどこの保険会社が緩いとかどこの保険会社が厳しいという意見はおかしいということです。

ではなぜ「○○損保が火災保険の審査が厳しい!」などの声が挙がるのか考えたところ、不正請求の増加や火災保険申請サポート会社による請求が増加したことにより、見積書の金額を大きく落としているケースが多いことが原因ではないかと思われます。

共済系は火災保険の審査が緩いのか?

よくある質問の中にJA共済やこくみん共済coop(全労済)といった共済系は審査が緩いという話がありますが、正味審査は共済系でも同じです。

共済も保険会社と同じような鑑定会社を利用しているため、査定金額に大きな差はありません。

反対に共済系は保険会社と比較し、保険料は割安ですが制度内容が厳しい傾向があるため、契約をするのであれば制度内容を理解してから契約されることをおすすめします。

共済については以下記事で詳しくまとめています!

【火災保険と比較】火災共済のメリットデメリットは?元損保社員が徹底比較火災共済と火災保険との違いや火災保険と比較した場合のメリット・デメリットについてまとめています。火災共済の人気ランキングについても300人からのアンケート結果をもとに作成しました。火災共済と火災保険の複数加入で保険料が安くなる方法もあります。...

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火災保険の審査が厳しかった!どうすればいい?

火災保険の保険金が支払われるときは、見積書>鑑定額になる場合は大なり小なり何かしら問題があり、金額が下がっています。

もしも火災保険の審査が厳しいと感じたり、審査自体が落とされた場合は、なぜ火災保険の支払いが少なくなってしまったのかを把握しましょう。

なんで見積書の金額より支払額が少ないんだ!!

まあまあ、少し落ち着いて減ってしまった原因を確認してみましょう。

火災保険の審査が厳しくなった原因を把握する!

保険会社へ頭ごなしに「保険金少なかった!もっと払え!」といっても理解を得ることはできません。

まずはなぜ火災保険の審査が厳しくなってしまったのか、その原因を探る必要があります。
原因を確認する方法はただ一つ「保険会社に問い合わせる」ことです。

鑑定会社が算出した金額で減額している場合は、なぜ査定した金額が下がってしまったのかを確認してみましょう。

経年劣化や支払われない事項にあたっていない?

経年劣化や支払われない事項にあたる場合は、保険金が支払われない可能性が非常に高くなります。
経年劣化とは、年月の経過による製品の故障や損壊を意味し、外部要因に関わらず時間の経過によって劣化してしまうということです。

経年劣化は火災保険の補償範囲ではなく、支払われない事項に該当した場合も同様です。
これは約款の問題になってしまうため、覆すことはできない問題となります。

経年劣化がどのようなものであるかは約款で定められており、例えば東京海上日動では「自然の消耗・劣化、性質による蒸れ・変色・変質・さび・腐食・ひび割れ・剝(は)がれ、ねずみ食い・虫食い等に起因してこれらが生じた部分に発生した損害」となっています。

https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/

また火災保険の契約上、支払えない事項に該当する場合も火災保険の審査で落とされる場合があります。

各保険会社により支払えない事項が定められているため、それぞれのパンフレットをご覧いただくのが早いと思われますが、一例として損保ジャパンの支払えない事項を一部載せておきます。

●雨漏りおよび風、雨、雪、雹、砂塵、融雪水その他これらに類するものの吹き込み、浸み込みまたは漏入ただし、建物または屋外設備・装置の外側の部分が損害保険金を支払う事故によって破損することにともない、その破損部分から建物または屋外設備・装置の内部に吹き込み、浸み込みまたは漏入することによって生じた損害を除きます。
●保険の対象の欠陥によって生じた損害
●保険の対象である家財の置き忘れまたは紛失による損害

https://www.sompo-japan.co.jp/

火災保険申請サポートを利用していない?

前述でもお伝えした火災保険申請サポートを利用している場合は、審査が厳しくなる傾向があります。

なぜなら火災保険申請サポートが提出している見積書は「できるだけ保険会社から保険金を取って利益にしよう」というところから、見積金額を高めに設定していたり、中には経年劣化を見積書に含めている業者もいます。

そのため、保険会社では火災保険申請サポートはチェック対象となっており、基本的はしっかりと内容を確認し保険金が支払われるため、見積書>保険会社が出した金額となる可能性があります。

それでも火災保険で審査が厳しいと感じたらどうすればいい?

支払い審査が厳しいと感じるのであれば、以下の3点の対応方法があると考えられます。

  1. 火災保険申請代行をやめる!
  2. 代理店や保険会社に問い合わせる!
  3. そんぽセンターに相談する!

火災保険申請サポートをやめる!

もしも火災保険申請サポートを利用している場合は、そのことが原因で査定が厳しくなっている場合があります。
徹底して保険会社に対抗反論する火災保険申請代行サービスもいますが、保険会社の印象が悪くなり逆効果です。

まずは地元の修理業者や工務店へ再度依頼をし、見積書を再提出するのが一つ有効な手です。
近所の住人や友人に紹介してもらう、ホームセンターや大型電気屋に依頼するなど修理業者は多数存在するため、保険会社に好印象の優良業者を選びましょう。

代理店や保険会社に問い合わせる!

対応も含めて保険会社に非がある可能性があります。
もしも気になる点や、覆せそうな点があれば、一度保険会社や代理店に問い合わせてみましょう。

ただし理不尽な内容の場合はクレーマー認定される可能性もあり、今後の支払いにも影響が出る可能性があります。
最悪の場合は、保険会社よりブラック判定を受け強制解約させられるケースもあるため注意が必要です。

そんぽセンターに相談する!

そんぽADRセンターとは、専門の相談員が、火災保険に関するご相談からその他損害保険に関するご相談に対応しています。
保険会社の不誠実な面に納得ができなければ、こちらへ問い合わせしてみるのも手でしょう。

火災保険を自分で請求する方法!

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まずは、被害を確認するために修理見積もり修理前写真を業者に依頼しましょう。

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❷ 保険会社へ被害の連絡

見積書を作成すると同時に、保険会社もしくは代理店へ被害を申告しましょう。契約者氏名、保険証券番号、損害の内容、原因、見積書、写真の有無などを伝えることとなります。

❸ 保険会社から申請用紙が送られてくる

保険会社から申請書類が送られてきます。簡易的な書類から間取図を書く書類まで保険会社によって申請書類は様々です。

❹ 保険会社へ申請用紙・見積書・修繕前写真を送る

申請書類を記入したら、業者から取り寄せた見積書・写真と一緒に保険会社へ送りましょう!

❺ 保険会社から保険金が振り込まれる

保険会社が見積書を査定後、保険金が振り込まれます。見積書が高額であったり不具合がある場合は、現地鑑定があります。

火災保険を申請する方法は別記事で詳しくまとめています!火災保険申請代行業者は利用せずとも自分で申請できるため、是非自分で申請してください。

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まとめ:元損保社員が伝えたい「火災保険の審査」

地域差はありますが、火災保険の審査はどこの保険会社も一律に同様の鑑定会社を利用しているため、審査に大きな差はありません。
ただし、火災保険の審査について、冒頭でもお伝えしましたが年々審査は厳しくなっています。

またインターネットでは様々な「火災保険の審査が厳しい、支払いが渋いランキング」が提供されていますが、どのホームページでも数字が出ていないため、不確かなランキングになっています。
なのでその内容を信じすぎないこと、もしも比較するのであれば「内容」や「保険料」で比較されることをおすすめします。

もしも火災保険の比較をするのであれば、火災保険の一括見積サイトで見積もりを算出することをおすすめします。是非ご活用ください!

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ABOUT ME
元損保社員のつぶやき編集部
【経歴】2012年に損害保険会社に中途入社⇨火災保険損害サービス課で8年間勤務⇨損害保険会社を退職後、実家を継ぐ【資格】ファイナンシャルプランナー2級/アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)
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