火災保険の調査員が家に来るって言われたけど、火災保険の調査員ってなに?
火災保険の調査員とは2つの立場で異なります。火災保険専任担当の元損保社員でファイナンシャルプランナーの筆者が「火災保険の調査員」について徹底解説していきます。
Contents
火災保険の調査員とは?
火災保険の調査員とは、基本的には火災保険の申請ができるかどうかを査定する人間のことを指します。
2つの立場で変わってくるため、一つずつ紹介していきます。
- 火災保険の申請代行から来る火災保険の調査員
- 損保会社から来る火災保険の調査員・鑑定人
上の2つは全く別の立場の調査員です。細かく説明していきますね♪
火災保険の申請代行から来る火災保険の調査員
火災保険申請代行の火災保険調査員は一言でいえば「見積書を作成する人」です。
火災保険の申請代行については別記事で詳しくまとめていますが、火災保険の申請をするために見積もりを作成し、マージンを取ることを生業としています。
30%~50%も手数料を支払わなければならなかったり、チェック対象となり見積書が大幅に削減されるため、利用には注意が必要です。

火災保険申請代行の火災保険調査員がやること
- 現地調査
- 自宅の被害見積作成
- 火災保険から送られてきた申請書類の記入方法
- 中には飛び込み営業をする調査員も
基本的には申請代行を利用した方の現地調査をし、調査員が見積書と写真を作成します。
損害保険会社から申請書類が送られてきたら、調査員が申請書類の記入の書き方を教えてくれます。
火災保険の申請代行の調査員は通常の修理業者とは大きく違います。申請代行は手数料が高く、修理まで完結しなかったりと問題は山積みです。
損保会社から来る火災保険の調査員
損害保険会社の火災保険調査員や損害保険会社が依頼した鑑定会社の鑑定人は「火災保険の保険金支払いを査定する人」です。
火災保険の申請はどこの保険会社も基本書類のやり取りで、現地調査はありません。
ただし、火事などの大きな被害であったり、見積書が高額であったり火災保険申請代行を利用している場合は、損保の調査員や鑑定人が来る可能性があります。
特に問題があるのは、損保会社から来る火災保険の調査員や鑑定人が見積書高額であったり火災保険申請代行を理由にしている場合です。
損保会社の火災保険調査員や鑑定人がやること
- 現地調査
- 見積書査定
- 保険金支払額の決定
損保会社の火災保険調査員や鑑定人が支払額を決めていきます。
保険金の支払い金額の交渉は可能ですが、おすすめはしません。
今後申請をする際、交渉をした(≒ごねた)ということでチェック対象者になり、保険金の支払いが厳しくなるからです。
損保会社の火災保険はここ10年赤字経営となっているため、今後もより厳しくなっていきます。
交渉をするよりも、修理業者を変えるなどすると良いでしょう。
損保会社から火災保険の調査員が来ることの問題とは?
大災害や火災などで火災保険の調査員が来ることは多々あります。
しかし、見積書高額であり火災保険申請代行を利用していること理由にして火災保険の調査員が来る場合もあります。
なんで損保会社の火災保険調査員が来ることが問題なの?
簡単に言えば損害保険会社は提出された見積書を信憑性や金額について疑っています。つまり提出した見積もり金額よりも減額される可能性が高いです。
損保会社の火災保険調査員や鑑定人は通常家に来ることはありません。
それでも来るということは、見積書の信憑性がない、もしくは申請されている方がクレーマーである等何かしら問題が発生したためである可能性が高いです。
火災保険の調査員が自宅へ訪問!どうすればいい?
申請するための火災保険申請代行の調査員と、申請を査定するための損保会社の調査員がいます。
どちらも事前に何かをする必要はありません。
もしあれば、自宅の図面を用意しておくと自宅のサイズが分かるため、良いかもしれません。
家に来てもらうならお茶やらおもてなししなきゃ…
どちらもその必要はありませんよ♪
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