火災保険の悪徳業者一覧や詐欺業者名を公表している？元損保社員が徹底解説！

火災保険における悪質な業者や詐欺業者を利用したくはありませんよね。

保険会社でこのような業者一覧であったり、業者名を公開しているのかということについて今回解説していきます。

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火災保険の悪徳業者一覧や詐欺業者名は公表されている？
良質な修理業者を調べる3つの方法！
まとめ：火災保険の悪徳業者一覧や詐欺業者名について
2024年に火災保険が過去最大の値上げされる今見直しを！
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火災保険の悪徳業者一覧や詐欺業者名は公表されている？

結論、火災保険の悪徳業者一覧や詐欺業者名は公表されていません。

なぜなら悪徳業者や詐欺業者と勝手に決めつけ公表することで、営業妨害と訴えられる可能性があるためです。

ただし、今までに火災保険金詐欺で捕まった業者はインターネット上でちらほら閲覧することができるため、気になる業者がいる方は「業者名＋詐欺」や「業者名＋悪徳」と検索してみるといいかもしれません。

悪徳業者や詐欺業者の見分け方は？

悪質業者や詐欺業者の大多数が「訪問業者（飛び込み業者）、電話勧誘」です。

そんな訪問業者でも悪徳業者や詐欺業者の以下のようなセールストークを使います。

この地区で無料点検をしています。
ご近所で工事をしているのでついでに
火災保険を使えば無料で修理できます
このままだと来年の台風で崩壊しますよ
今回は特別に安くします

こんなセールストークなら要注意です。

悪質な業者に屋根に登らせてしまったら、屋根材を割られる危険性があります。

その他にも悪質業者や詐欺業者を利用すると以下の危険があります。

工事契約書の提示がなく口頭のみで強引に契約させられた
工事中に不具合を見つけたと言って不要な工事を請求された
工事費用を支払ったが、リフォーム事業者と連絡が取れなくなった
当初の予定と異なる住宅設備に勝手に変更され、請求額が増えていた。

このような被害に遭わないためにも、悪質業者や詐欺業者の利用は防ぐ必要があります。

「保険で直せる」という業者は悪質業者や詐欺業者なのか？

「保険で直せる」ということをセールストークで使う業者はトラブルになる可能性があります。

消費者庁や日本損害保険協会、テレビ番組ではミヤネ屋などでも注意喚起が行われていますが、「火災保険申請サポート」という名称で事業が行われています。

火災保険申請サポート業者とは、申請の手伝いをする代わりに、支払われた保険金の20％～50%を手数料やサポート代として請求してくる業者です。

火災保険は自分で請求できるもので、そもそも第三者にサポート代を支払う必要はありません。

行政指導や行政処分、業務停止命令などが出ている業者もあるため、みなさん注意してください。

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悪徳業者や詐欺業者を撃退する3つの対処法！

悪徳業者や詐欺業者であると玄関先で判断された場合は以下の対処法がおすすめです。

結論を先に言わせる
「何のために、ここにきたのか？」訪問の目的を先に言わせる
身元確認
「あなたの会社名と名前を教えてください」と相手が何者か確認
追い払う
「帰ってください」と大きな声で言う

訪問業者の多くは訪問した理由を言わずに、情報収集からスタートさせてくることが多く、はぐらかされることも多くあります。
そのため「何を目的として家に訪問してきたのか」を確認しましょう。

意外にこれだけで撃退できる場合もあります。

それでも撃退ができなければ相手の身元確認をしましょう。
どこの会社でどこに営業所があってホームページはあるのか、確認をします。

最終手段は大声で「帰ってください」と相手に伝えることです。
こちらは退去してほしいと伝えているのに帰ってくれないと近所の方に気づいてもらうことができます。

もしも悪質業者や詐欺業者に契約してしまったら？

もしも悪質な業者や詐欺業者に電話勧誘や訪問勧誘で契約をした場合、契約書が交付されてから8日間はクーリング・オフできます。
8日を過ぎていても契約書の交付がないときはクーリング・オフができます。

クーリング・オフは文面でハガキにて行うことができます。

契約（申込）申込日や販売会社、契約金額等を記載し、修理業者へ送ればオッケーです。

クーリング・オフについては消費者庁のホームページでも詳しく載っています。
もし困っている場合はお近くの消費生活センターへご相談ください。

良質な修理業者を調べる3つの方法！

良質な修理業者を調べる方法は以下の3つの方法があります。

ホームプロで修理業者の見積もりを取る！
連盟に加盟している業者を選ぶ！
瑕疵保険に契約している業者を選ぶ！

ホームプロで修理業者の見積もりを取る！

ホームプロはリクルートが運営する修理業者紹介サービスです。

ホームプロでは良質な修理業者を選定するために、以下の加盟基準を設けて調査をしています。

サービス提供に必要な資格・許可を有しているか
建築関連法規、消費者契約法等に関連して、過去2年間処罰を受けていないか
加入している保険についての情報を顧客に提供しているか
一定以上の施工実績があるか
インターネット利用環境があり、顧客からの照会に迅速に対応できるか
業務別に別途定める基準を遵守しているか

他にも地域を担当するエリアマネージャーによる会社訪問や面談、決算報告書による財務状況の確認が加盟の必須条件となり、クリアした業者だけが加盟できます。

また加盟後も定期財務審査があり、利用者の90％以上が、ホームプロ加盟リフォーム会社に“満足”と回答をえています。

ここまで徹底しているので安心して修理業者を選ぶことができます。

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連盟に加盟している業者を選ぶ！

良質な修理業者を選ぶ方法の一つとして、連盟に加盟している業者を選ぶ方法もあります。

例えば瓦の修理であれば「全日本瓦工事業連盟」という連盟があります。

全瓦連の取り組み

瓦屋根工事技士制度・瓦屋根診断技士制度
瓦工事の技術革新や先端技術の知識、施工管理、安全教育の能力を有する資格者として技能向上・資格制度を設ける
屋根標準設計・施工ガイドライン
地震や台風に強い瓦屋根を確立するためのガイドラインを推奨している

内閣府所管の一般社団法人として社会的地位を有している団体であるため、もしも屋根修理であれば加盟店を検索してみてはいかがでしょうか。
＞＞全瓦連の加盟店を調べてみる

屋根以外の場合は住宅リフォーム事業者団体の登録団体から判断するのも選択肢の一つです。
＞＞住宅リフォーム事業者団体を調べてみる

瑕疵保険に契約している業者を選ぶ！

リフォーム会社の中には「瑕疵（かし）保険」を契約している場合があります。

瑕疵とは？
造成不良や設備の故障など、取引の目的である土地・建物に何らかの欠陥があること

万が一、瑕疵が見つかった場合でも、修理業者が瑕疵保険に契約していれば、補修費用をまかなうことができます。

瑕疵保険に契約しているか否かは「住宅瑕疵担保責任保険協会」のホームページから検索をすることができます。

まとめ：火災保険の悪徳業者一覧や詐欺業者名について

火災保険の悪徳業者一覧や詐欺業者名は公表されていませんが、良質な修理業者を探すことはできます。

もしも悪質な訪問営業や電話営業と契約をしてしまった場合は、すぐにクーリングオフを行い、自分自身で修理業者を探すことがおすすめです。

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