火災保険申請

火災保険は水増し請求できる?元損保社員が徹底解説

火災保険を申請するときに「少しでも多く保険金をもらいたい」「ちょっと水増ししてもばれないのではないか」という方いらっしゃるのではないでしょうか。

この保険会社に提出する見積書を本当の被害よりも多く見積もることで、保険金を少しでも多く受け取ろうとすることを「火災保険の水増し請求」と言います。

今回は「火災保険の水増し請求」について元損保社員が徹底解説していきます。

火災保険は水増し請求できるのか?

結論からお話ししますと、火災保険の水増し請求はできません。

保険会社は水増し請求できない仕組みが作られており、申請を承認されないため、水増し請求しても意味がないのです。
また、水増し請求は保険会社からあらぬ疑いをかけられ、状況や内容によってはブラックリスト入りもしくは保険金詐欺となる可能性もあります。

なぜ火災保険の水増し請求ができない(してはいけない)理由を説明していきます。

火災保険を水増し請求する場合のデメリットは?

  1. 水増し請求はばれる!
  2. ブラックリスト入り可能性もある!
  3. 最悪の場合は強制解約も!

水増し請求はばれる!

火災保険の水増し請求は保険会社に99%見抜かれます。

保険会社では独自のチェックシートがあり、契約者が水増し請求していないか確認をする基準がどこの会社にもあります。
修理業者の工事単価や経費などは一般的な平均価格というものが決められており、大きく逸脱した見積書は注意が必要です。

もし水増し請求をし、チャック対象に該当した場合は保険会社や鑑定会社から調査員がきて、ご自宅の現地調査がされます。

火災保険の調査員とは?鑑定人ってどんな人?【元損保社員が教える】元損保社員の筆者が「火災保険の調査員」について徹底解説していきます。火災保険の調査員は2つの立場があり、申請するための火災保険の調査員と、申請を査定するための火災保険の調査員がいます。火災保険申請代行からくる調査員は問題ありませんが、損保会社から来る調査員であれば注意が必要です。提出した見積書が疑われいる可能性があります。...

経年劣化の申請はできる?

火災保険で経年劣化の申請をすることはできますが、保険金はでません。
経年劣化は「自然の消耗・劣化、性質による蒸れ・変色・変質・さび・腐食・ひび割れ・剝(は)がれ、ねずみ食い・虫食い等に起因してこれらが生じた部分に発生した損害「(引用元:東京海上日動ホームページ)と定義されています。

経年劣化についても水増し請求の一部となり除外対象となるため、注意しましょう。

ブラックリスト入り可能性もある!

あまりにも酷い水増し請求をした契約者は、保険会社内のブラックリストとして扱われてしまう場合があります。

ブラックリストに入ることは余程のことがない限りはありませんが、あまりにも高額な水増し請求を行い、理不尽な要求を繰り返し行うと保険会社では「危険人物」としての取り扱いになります。

ブラックリスト入りするとどうなる?

保険会社内のブラックリストに入ると、今後正当な申請を行っても虚偽の申告として疑われ、支払いが難しくなる傾向があります。

今後も保険会社と付き合っていくのであれば、正当な見積書を提出していく必要があります。

火災保険申請代行サービスの利用はNG!

火災保険申請代行業者を利用すると、保険会社のチェック対象となり、よりブラックリスト入り可能性が高くなります。

火災保険の申請代行業者とは火災保険請求・申請を見積もり作成から保険会社対応、書類の書き方まで代行してくれるサービスです。
保険会社に提出する見積りと、実際に工事した場合の2通りの見積もりがあり、それで保険会社には水増し請求を行うという火災保険申請代行業者の中にはいます。
このような業者が近年増加しているため保険会社は赤字となっており、火災保険の保険料は年々上がり続け、保険会社もより厳しい査定になってきました。

現在、火災保険申請代行業者は消費者庁(国民生活センター)及び日本損害保険協会から厳しく注意喚起が行われており、申請代行業者の見積もりを提出しただけで、支払難易度が上がってしまいます。

詳しい話は別記事でまとめています!

火災保険申請代行は違法?元損保社員がおすすめできない4つの理由 ここでは、「火災保険申請代行業者・火災保険申請サポート業者」について解説していきます。 火災保険申請サービスとは、火災保険請求・...

最悪の場合は強制解約も!

また保険会社の中には水増し請求がひどいだけでなく、理不尽な要求を繰り返し行っていると、最悪の場合は強制的に解約させられる場合があります。

契約者だけでなく保険会社にも契約者との保険を解約する権利があるため、著しく保険会社との信頼を損ねた(詐欺や通知義務違反等)ということで強制解約することができます。

水増し請求は罪にならない?

ここまで水増し請求について否定的な話をしましたが、水増し請求は罪にはなりません。

ただし、経年劣化による損傷でありながら台風などの自然災害で申請をした場合は保険金詐欺に該当するおそれがあり、刑事罰(詐欺罪)になる可能性があります。

詐欺罪で捕まれば前科もつきますし、今働いている会社は解雇となるかもしれない。目の前のお金に目がくらんでやってしまうのはよくないよね。

火災保険は損害保険の一種で、火災による損害を補償する基本タイプに留まらず、風水災などの自然災害や盗難などの事故(以下「自然災害などの事故」)によって「建物」や「家財」に生じた損害も補償する総合補償型の保険が一般的です。経年劣化による住宅の損傷は、自然災害などの事故による損害ではないので、保険金支払いの対象とはなりません。5しかし、「自然災害で壊れたことにすればいい」とうその理由で請求をさせたり、事業者が「自分たちの存在は保険会社に伝えないでほしい」と言うケース【事例1】、事業者が壊れていない瓦を外すなどの細工をし「黙っているように」と指示するケース【事例2】がみられます。うその理由による保険金請求は保険金詐欺に該当するおそれがあり、消費者は保険会社から保険金の返還請求や保険契約の解除をされる可能性があるほか、刑事罰(詐欺罪)に問われる可能性もあります。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20201001_1.pdf

水増し請求したつもりはないが、水増し請求してしまった場合は?

もし、故意ではなくあやまって水増し請求してしまった場合は、保険会社に一報するのもよいでしょう。

水増し請求してしまった部分については基本的に保険会社で見積書が修正されます。
もしくは、見積書を提出したばかりであれば、相見積もりを取り別会社の見積書を再提出するのも良いです。

気づいた時点で保険会社に連絡を入れると、好印象ですよね。

まとめ:水増し請求はやめましょう!


ここまでの説明で「火災保険の水増し請求はできない」ことがご理解いただけたと思います!

火災保険の水増し請求はメリットはないし、不正をしても良くないね!

火災保険の水増し請求はその申請だけでなく、今後の保険会社や代理店の印象が悪く、次回の申請にも響いてしまう可能性があります。

特に火災保険の申請代行業者の中には契約者の水増し請求をすることで、利益をできるだけ得ようとする事態が発生しています。

気づかない内にご自身が水増し請求しているというあらぬ疑いをかけられてしまうのは、望ましくありません。

地元の修理業者や、近隣の住民が利用している業者、ホームセンターなど安心できる業者を利用することで間違いのない申請をしましょう。

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ABOUT ME
記事執筆:peya
【経歴】2012年に損害保険会社に中途入社⇨火災保険損害サービス課で8年間勤務⇨損害保険会社を退職後、実家を継ぐ【資格】ファイナンシャルプランナー2級/アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)
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