家財保険は200万円で十分なのか？一人暮らしの場合は？元損保社員が徹底解説！

家財保険を契約する時になにを目安に契約額を決めていますか。

今回は家財保険の保険金額を200万円に設定しようとしている方に向けた記事を書きました。

家財保険の保険金額は200万円で十分なのか迷っていらっしゃる方は必見です。

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家財保険は200万円で十分なのか？
- 一人暮らしで家財保険は200万円で十分なのか？
家財保険は200万円で十分な人はいるのか？
- 家財をあまり持っていない！
- 家財保険を必要と感じない！
まとめ：家財保険200万円で十分なのか？
2024年に火災保険が過去最大の値上げされる今見直しを！

家財保険は200万円で十分なのか？

結論、家財保険で200万円は十分ではない可能性が高いです。
まずは以下の家財簡易評価表をご覧ください。

家財簡易評価表とは保険会社が出している家財契約額の目安表で、各保険会社算出方法に多少の違いはありますが、目安金額にほとんど差はないです。

家財簡易評価表では家財契約額200万円の金額に該当する欄が見当たらず、基本的には300万円以上が補償額となっています。

でも！保険会社が作った目安表なんて信用できないな～！

そのお気持ちよくわかります。
では実際に家財契約が200万円で十分な人はいるのでしょうか。

一人暮らしで家財保険は200万円で十分なのか？

先ほどの家財簡易評価表からは最低の家財契約額が独身世帯で300万円となっており、家財保険200万円では基本的に一人暮らしでも少ないといえます。

しかし実際はどうでしょう。
あなたの身の回りの家財を見渡してみて、家財が300万円もあるように思いますか？

ん～よくわからない！そもそもそんなに高額で入る必要ある？

そもそも家財保険は必要なのか？

家財の保険金額を決めるにあたって、そもそもなぜ家財保険を契約するのでしょうか？

管理会社に言われて嫌々ですけど、家財保険を契約しました。

周りのみんなも入っているし、建物を契約した時についでに家財も契約しました。

上記のような理由の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論、家財保険は自分の家財を守るために契約をします。
その真骨頂が火災による被害です。

火事で家が全焼してしまった場合、自分が火を出しても誰かが火を出しても基本的には自己責任となります。
その時に自分の家財を買い直すだけの貯蓄があれば問題はありませんが、貯蓄はあっても買い直すとしんどい方も多いのではないでしょうか。

そんな時に役立つのがこの家財保険です。

つまりここでお伝えしたいのは、あなたが火事で自宅を焼失してしまったときに、いくら家財の再建におけるお金が必要なのかを考えれば、自ずと家財の契約額を決めることができるということです。

話は戻り、一人暮らしで必要な家財保険の契約額は？

当初の話に戻り、家財簡易評価表より一人暮らしの家財保険の契約額は200万円では不十分ということをお伝えしましたが、実際利用者目線だとどうなんでしょうか。

実際に一人暮らしの家財の相場を独自で計算してみました。

電化製品：80～130万円
内訳：冷蔵庫10万円、洗濯機10万円、テレビ10万円、掃除機5万円、レコーダー5万円、暖房器具5万円、こたつ5万円、電子ジャー3万円、電子レンジ1万円、オーブントースター1万円、アイロン1万円、ドライヤー1万円、扇風機1万円、その他50～80万円（カメラ、ピアノ、腕時計、パソコン、楽器類、加湿器、空気清浄機、マッサージチェア、固定電話、乾燥機、電気カミソリなど）
家具類：80～100万円
内訳：寝具類10万円、タンスや本棚など10万円、カーテン10万円、ダイニングテーブル5万円、ダイニング椅子2脚8万円、食器棚5万円、絨毯5万円、その他30～50万円（学習用机、ドレッサー、傘立て、仏壇など）
衣類や雑貨類など小物：120万円～
内訳：アウター20万円以上（コートやダウンなど）、スーツ20万円以上、靴10万円、化粧品類10万円、マフラーやパジャマ、セーターなど10万円、カバン10万円、Tシャツや長袖シャツ5万円、キッチン道具5万円、食器類5万円、靴下やパンツ1万円、その他雑貨類30万円程度（美容品、お風呂セット、医薬品、他ゴルフセットなど趣味道具）

私が実際に積算してみたところ、一人暮らしでも家財保険で200万円は不十分であるという結論になりました。

しかしながら、みなさんがそれぞれ持っている物は違うため、実際に自宅を想像して積算してみると良いでしょう。

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家財保険は200万円で十分な人はいるのか？

家財保険が200万円で十分であると考えられるのは以下の2つのパターンです。

家財をあまり持っていない！
家財保険を必要と感じない！

家財をあまり持っていない！

断捨離をしていたり、学生であまり家財を持っていないという方は家財保険が200万でも十分な可能性があります。

ただし家財は下着1枚から家財として認められるほど、意外に小さなものまでが家財として認定されるため、自宅にある家財の実態を把握するため積算し、確認をされることをおすすめします。

家財保険を必要と感じない！

そもそも家財保険を必要と感じない方や家財保険を必要としない方は、家財保険自体を契約しなくてもよいでしょう。

ある程度貯蓄があり「火事で家財が燃えてもどうにかなる！」という方は家財保険を契約する必要すらないといえます。

まとめ：家財保険200万円で十分なのか？

結論としては家財保険200万円ではどんな世帯でも不十分です。

しかし一人暮らしなどの独身世帯は200万円でも、家財をあまり持っていない方は十分な可能性があるため、実際に自分の家財金額を積算してみると良いです。

もしも火災保険や家財保険の見直しをするのであれば、火災保険一括見積サイトがおすすめです。ぜひご活用ください。

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