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【専門家解説】損保ジャパンの賃貸用家財保険の口コミや評判は?

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火災保険専任担当の元損保社員でファイナンシャルプランナーの筆者が損保ジャパンの賃貸用家財保険「THE 家財の保険」について徹底解説していきます。

損ジャの賃貸火災保険はこんな人におすすめ!
  • 家財保険でも充実した補償内容に契約した方
  • 地震被害を100%補償したい方
  • 同居人(カップルや友人)とお住まいの方
  • 住宅トラブル対応サービスを利用したい方

こちらに該当する人は、損保ジャパンの賃貸用家財保険「THE 家財の保険」を検討してみてもいいかもしれません。

では早速ですが、説明していきたいと思います!

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損保ジャパン賃貸用家財保険の補償内容

損保ジャパンの賃貸用家財保険「THE 家財の保険」は三段ピラミッド構造でできています。一つ一つ紹介していきます。

損保ジャパン賃貸用家財保険の基本補償

ピラミッド1段目の基本補償から説明します。
基本補償は火災保険の中でも基礎的な補償となり、6プランから選択が可能です。

ベーシック(Ⅰ型)ベーシック(Ⅱ型)スリム型
火災、落雷
破裂、爆発
風災、雹災、雪災
水災※
建物外部からの衝突
水濡れ、盗難など
×
不測・突発的な事故
(破損・汚損など)
××


※水災なしを選ぶことが可能

自己負担額

保険金の支払いには必ず自己負担額が発生します。
自己負担額を設定することで、保険料を抑えることが可能です。
ベーシック(Ⅰ型)ベーシック(Ⅱ型)は0円、1万円、3万円、5万円、10万円から、スリム型は3万円、5万円、10万円から選択が可能です。

損保ジャパン賃貸用家財保険の費用保険金


続いてピラミッド二段目の費用保険金について説明します。
費用保険金は全プラン自動セットされています。

借家人賠償責任補償

⼤家さんに対し法律上の損害賠償責任を負担した場合に補償されます。

同居人が居住する場合の被保険者に関する特約

ご家族やルームシェアをしている同居人の方の家財が損害を受けた場合、選択した契約プランや条項・特約で補償する事故であわせて補償します。

地震⽕災費用保険金

地震などによる⽕災で保険の対象である家財を収容する建物が半焼以上または保険の対象である家財が全焼となった場合に補償されます。

損害防⽌費⽤

火災等による損害の発生または拡大の防止のために支出した必要または有益な費用が補償されます。

臨時費用保険金

損害保険金に10%の額を損害保険金とは別に補償されます。

臨時費用保険金の支払割合と限度額

損害保険金×10% 限度額100万円
臨時費用保険金なし

修理費⽤補償(自由選択)

偶然な事故により、賃貸借契約に基づく修理費用を負担した場合に補償されます。

損保ジャパン賃貸用家財保険の特約

ピラミッド3段目のオプション特約について説明します。オプション特約は自由に選択することができます。

地震危険等上乗せ特約

地震等を原因とする火災、損壊、埋没、流失の損害が生じた場合に、地震保険金額とあわせて、最大で火災保険金額の100%まで補償します。

地震火災特約(地震火災30プラン・地震火災50プラン)

地震等を原因とする火災の損害が生じた場合に、地震保険金・地震火災費用保険金とあわせて、地震火災50プランでは最大で火災保険金額の100%、地震火災30プランでは最大で火災保険金額の80%まで補償します。

携⾏品損害特約

被保険者の居住用に供される建物外において、携行している⾝の回り品について、不測かつ突発的な事故により損害が生じた場合に補償します。

事故再発防⽌等費⽤特約

火災、落雷、破裂・爆発の事故または盗難の事故により損害保険金が支払われる場合に、事故の再発防止策として「事故再発防止メニュー」を利用することができます。
火災、落雷、破裂・爆発または盗難の事故で損害保険金が支払われ、事故の再発防止のために有益な費用を負担した場合に保険金が支払われます。

類焼損害特約

自宅からの失⽕で近隣の住宅や家財に延焼してしまった場合に、法律上の損害賠償責任がない場合でも、近隣の住宅や家財を補償します。

個人賠償責任特約

日常生活において、偶然な事故により法律上の損害賠償責任を負担することにより被った損害を補償します。

損保ジャパン賃貸用家財保険の特徴!

  1. 充実した家財補償!
  2. 地震補償の分厚さは他損保を圧倒!
  3. すまいとくらしのアシスタントダイヤルが無料付帯!

充実した家財補償!

損保ジャパンのTHE 家財の保険は補償内容が充実した内容となっており、特に注目なのが、費用保険金です。
費用保険金の種類が豊富で、全プラン自動セットで5種類ついてきます。

  • 借家人賠償責任補償
  • 同居人が居住する場合の被保険者に関する特約
  • 地震⽕災費用保険金
  • 損害防⽌費⽤
  • 臨時費用保険金

その中でも面白い特約が「同居人が居住する場合の被保険者に関する特約」です!

それはどんな特約なの?

ルームシェアしている方の家財もまとめて補償できる特約です。カップルや友人と同居している方はおすすめです。

他にも費用保険金として「借家人賠償責任補償」「臨時費用保険金」は家財保険でも必ずあってほしい二つの補償が含まれています。

借家人賠償責任補償は家主へ賠償責任が生じた場合、補償される費用保険金で、臨時費用保険金は通常の損害保険金にプラスアルファの補償がついてくる見舞金制度です。

補償内容の充実度では賃貸用火災保険の中でもトップクラスの充実度です!

地震補償の分厚さは他損保を圧倒!

損保ジャパンのTHE 家財の保険は地震補償もとにかく手厚いです。
これは損保ジャパンの戸建用火災保険にも同様の特約があります。

  • 地震危険等上乗せ特約
    地震等を原因とする火災、損壊、埋没、流失の損害が生じた場合に、地震保険金額とあわせて、最大で火災保険金額の100%まで補償します。
  • 地震火災特約(地震火災30プラン・地震火災50プラン)
    地震等を原因とする火災の損害が生じた場合に、地震保険金・地震火災費用保険金とあわせて、地震火災50プランでは最大で火災保険金額の100%、地震火災30プランでは最大で火災保険金額の80%まで補償します。

地震補償が100%補償される地震危険等上乗せ特約すごい!

ただしその分保険料も割高になるため、注意が必要です。

すまいとくらしのアシスタントダイヤルが無料付帯!

日常生活や住んでいる際のトラブルや困ったことを無料相談、応急サービスが付帯します。
以下が損保ジャパンの賃貸用火災保険は以下の無料サービスです。

  • 水まわりのトラブル応急サービス
  • 防犯機能アップ応援サービス
  • 介護関連相談サービス
  • かぎのトラブル応急サービス
  • 健康・医療相談サービス
  • 住宅相談・法律相談・税務相談サービス(原則予約制)

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損保ジャパン賃貸用火災保険の口コミは?

地方都市にある賃貸マンションで暮らしていますが、以前、水漏れで階下の部屋にお住まいの方にご迷惑をおかけしてしまったことがあります。
水漏れを起こしているという認識が全くなかったため、マンションの管理会社から連絡が入ったときには、とても驚きました。
賃貸契約時に損保ジャパンの『THE 家財の保険』という火災保険に加入していましたので、損保ジャパンの担当者とマンションの管理会社が手続きを進めてくれました。
私自身は階下にお住まいの方に、一度菓子折を持って行っただけで、補償に関する難しいことなどは全て解決して下さりました。
自動車保険や生命保険など、様々な保険に加入していましたが、実際に利用するのが初めてでした。
ちょっと不安がありましたが、やはり大手ということもあってか、しっかりと、そして分かりやすく対応して下さり、とても助かりました。

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最近は異常気象が多いせいか、突然天候が変わり、雷が鳴り出すことも増えました。今年の3月頃ですが、急に天気が悪くなり、やがて雷は鳴り出し、土砂降りの雨。急いで洗濯物を入れ終わった直後でした。
ピカッと光った瞬間にもの凄い轟音が響き、室内の電気は落ち、突然真っ暗になりました。
停電は3時間ほどして復旧したのですが、オーブンレンジ・冷蔵庫・デスクトップパソコンは、全く動きませんでした。
「近くに落ちた雷が原因で、コンセントを介して電化製品がショートしたと思われます」と、購入した電化製品量販店に修理の案内をうけ、各メーカーに修理の見積もりをとりましたが、結局、修理するよりも買い直した方が安く感じる金額でした。
手痛い突然の出費に悩んでいることを知人に打ち明けたら、「賃貸契約する際に家財の保険に入ってるはず」と、教えてくれ、部屋中探してようやく出てきた保険証券をもとに、保険会社の事故受付に連絡を入れました。
事故の日を聞かれたのでお伝えしたら、同じような問い合わせが他にもあったらしく、お話はスムーズにすすみ、雷が原因で家財が壊れたなら対象になるとの事でした。
修理代の見積もり金額をお伝えし、補償額の範囲だったので、修理に出すか、同じようなものを購入するなら、領収書を提出すれば、その金額を後で支払ってくれるとの事。
ここだけの話ですが、新品になるなら、いっその事買い直した方が得と考え、不相応に高くならない範囲ですべて買い揃えました。
勿論、きちんと代金も保険会社から保険金として支払いがおり、保険の有り難さと必要性を痛感しました。
ネットで見ると、火災保険に入ってない方などもいるようですが、僕のような事もありますので、あってもいいんじゃないかと思います。

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損保ジャパン賃貸用家財保険を元損保社員が総評!

賃貸火災用火災保険の補償充実度トップクラス

損保ジャパンの賃貸用の火災保険は補償内容が他社比較しても、様々なところまで行き届いている印象があります。
費用保険金から特約まで整っており、補償充実度はトップクラスの内容となっています。
家財保険でも地震上乗せ特約が付帯していることも大きなメリットの一つです。

ただしその分月々の保険料替わりだけになってしまうことは否めません。
賃貸の火災保険を見比べる場合は無料の火災保険比較サイトを利用されることをおすすめします。

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過去にも保険料の目安となる「参考純率」が2018年に5.5%2019年に4.9%2022年には10.9%2024年に13.0% 全国平均で値上がりしています。
保険会社は火災保険分野が13年連続赤字で、今後も災害の増加や住宅部材の値上げ、円安の影響で保険料は値上がりするという可能性が高く、家計の節約には火災保険は見直しが必須です。

保険料ってそんなに上がっているんだ!
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元損保社員のつぶやき編集部
【経歴】2012年に損害保険会社に中途入社⇨火災保険損害サービス課で8年間勤務⇨損害保険会社を退職後、実家を継ぐ【資格】ファイナンシャルプランナー2級/アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)
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