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空き家でも入れる火災保険はある?見積方法まで元損保社員が徹底解説!

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どなたでも相続や転居によって今まで住んでいた家が空き家となってしまうことあると思います。

実は基本的に空き家は一般的な住居用の火災保険に契約をすることができません。

そのため、空き家でも入れる特殊な火災保険を選ぶか、一定の条件をクリアし一般的な住居用の火災保険を契約するという方法があります。

本記事の内容
  • 火災保険における空き家とは?
  • 空き家に火災保険をかける必要はある?
  • 空き家でも入れる火災保険の見積方法!
  • 空き家でも入れる火災保険を契約する際の注意点!

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空き家でも入れる火災保険はある?

結論、空き家でも入れる火災保険はあります。

ただし、通常の常時住んでいる方用の火災保険を契約することができず、「一般物件用の火災保険(普通火災保険)」でのみ契約をすることができます。

居住状態分類地震保険火災保険の種類
空き家一般物件加入できない普通火災保険
店舗総合保険
常時住んでいる家住宅物件加入できる住宅火災保険
住宅総合保険

契約の際、特に注意しなければならないのは、空き家を通常の火災保険契約してしまうと、実際被害に遭った際に保険金が下りません。

必ず空き家でも入れる「普通火災保険」に契約をするようにしましょう。

火災保険における空き家とは?別荘との違いは?

火災保険における空き家は保険会社によって定義が違ってきます。

しかしその多くが「長期間不在になっている住宅」である場合は空き家とみなされることになっています。

この「長期間不在」の“長期間”ってところが問題です!

実際長期間不在となる別荘や別宅でも保険会社から認められれば、常時住んでいる家用の住宅火災保険に契約できる場合があります。

別荘や別宅として通常の住宅火災保険に契約できる可能性があるのは以下の場合です。

  • 家財道具が一式揃っており、別荘として季節的に居住している
  • 転勤などやむを得ない理由で空き家となっており、今後自ら住む予定のある空き家
  • 賃貸入居者を募集している空き家

ただし、上記場合でも保険会社から認められなければ通常の住宅火災保険には契約ができません。

もしも保険会社から契約できる空き家と認められない場合は、空き家でも入れる火災保険「普通火災保険」に契約するほかないでしょう。

まずは一度契約する保険会社の代理店に相談されることがおすすめです!

空き家に火災保険をかける必要はある?

そもそも空き家に火災保険を契約する必要があるの?

空き家であるからこそ、火災保険は絶対に入るべきです!

空き家にこそ火災保険をかける必要がある理由は以下の3つです。

  1. 火災の危険性
  2. 自然災害の危険性
  3. 賠償が必要になる危険性

火災の危険性について

空き家における火災の危険性は非常に高く、原因は以下の3つあります。

  • 放火による出火
  • 電気系統からの出火
  • 隣家からの延焼
放火による出火

空き家は人目もなく、チラシやパンフレットなどの燃えやすい紙屑もあるため、放火で家が燃えて舞う危険性があります。

そのため、放火犯は空き家を狙って火を付けることが多く、特に都心部を中心に被害に遭っているようです。

電気系統からの出火

家の中に入ることもないため、埃などがコンセント部分にたまる原因で出火したり、漏電の危険性もあります。

隣家からの延焼

近隣の家が火事になっても、住んでいる家を先行して消火活動し、空き家は消火活動を後回しにされることが考えられます。

隣家からの延焼は失火責任法によって火元に損害賠償請求をすることができないため、自分の火災保険で修繕せざるおえません。

自然災害の危険性について

空き家は日々住まれていないが故に、台風などで損害を受けることが多く、気づかないうちに屋根の瓦が落ちていたり、窓ガラスが割れているということがあります。

賠償が必要になる危険性

空き家では建物の老朽化による倒壊や飛散で隣の家や通行人に損害を与えてしまうなど、損害賠償が発生するリスクがあります。

そのためにも、住宅火災保険は個人賠償責任保険、空き家で契約できる普通火災保険は施設賠償責任保険を契約し備えることがおすすめです。

空き家でも入れる火災保険の最もおすすめの見積方法!

空き家でも入れる火災保険の見積もりする方法の中で一番おすすめなのが、無料の一括見積サイトを利用することです。

無料の一括見積サイトを利用するメリットは以下の通りです。

メリット
  • 自宅が一般の火災保険に当てはまるのか、空き家用の火災保険なのかを判断してくれる
  • 空き家用の火災保険の場合でも複数見積もりを作成してくれる
    ※特に空き家用の火災保険は保険料が高いため、複数見積もりをすることは重要
  • 最短即日見積もりができ、24時間見積依頼ができる

特に大きなメリットが空き家の判断と空き家用の火災保険でも複数見積もりを作成してくれる点です。

今回は空き家でも契約できる火災保険の一括見積サイトを2つ選んで紹介します!

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保険スクエアbang!インズウェブ
元損保社員
コメント
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•常駐する火災保険アドバイザーに無料で相談が可能。
•最大15社41商品から選ぶことができ、CMでもお馴染みの「保険見直し本舗」のグループ会社が運営。
•最大15社から見積もりが可能。
•マネックス証券やSBI損保でお馴染みの「SBIホールディングスグループ会社」が運営。
取扱社数
(ミニ保険含)
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平均1~5社平均1~5社
運営会社保険見直し本舗運営会社ウェブクルーSBIホールディングス
見積日数最短即日最短即日
公式リンク⧁公式ホームページ⧁公式ホームページ

サイトで登録する際に、建物の使用方法を「その他」や「空き家」に設定すると、空き家の判断等が順調に進むはずです。

空き家でも入れる火災保険会社4選!

空き家でも入れる火災保険会社についても4社ほど説明していきます。

  • 東京海上日動火災保険
  • 損保ジャパン
  • 三井住友海上火災保険
  • あいおいニッセイ同和損保

基本的には大手損保で空き家は火災保険が契約することができ、上記4社は先ほど紹介した無料の火災保険一括見積サイトで見積もりや契約をすることができます。

東京海上日動火災保険の空き家でも入れる火災保険

東京海上日動では空き家でも入れる火災保険として「企業総合保険」という商品があります。

「企業総合保険」という名目ですが、一般物件を対象としており、もちろん空き家も含まれます。

損保ジャパンの空き家でも入れる火災保険

損保ジャパンでは空き家でも入れる火災保険として「企業分野火災保険」という商品があります。

今後も居住する予定の全くない建物や以前は住居として使用されていたが、今後も居住する予定の全くない建物が契約できる物件です。

三井住友海上火災保険の空き家でも入れる火災保険

三井住友海上では空き家でも入れる火災保険として「ビジネスキーパー」という商品があります。

補償プランを選べたり、オプションも選択できたりと必要な補償にカスタマイズすることができます。

あいおいニッセイの空き家でも入れる火災保険

あいおいニッセイ同和損保では空き家でも入れる火災保険として「タフビズ事業活動総合保険」という商品があります。

他にも空家の管理・所有に起因する事故を補償する空家管理事業者向けの「空家賠償責任保険」も発売されています。

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空き家でも入れる火災保険を契約する際の注意点!

空き家でも入れる火災保険を契約するに考えなければならない注意点は以下の3点です。

  1. 空き家でも一般的な火災保険に入れる場合がある!
  2. 空き家は保険料が高く、補償も制限されている!
  3. 空き家を契約する際は「何に対して」補償するか検討する!

空き家でも一般的な火災保険に入れる場合がある!

空き家は通常空き家でも入れる普通火災保険にしか契約ができません。

しかし、空き家でも一般的な常時住んでいる方の住宅用の火災保険に入れる場合があります。

空き家の定義は保険会社によって違っており、保険会社から一般的な住宅用火災保険でも契約できる空き家と認められない限り、住宅用の火災保険に契約することはできません。

まずは一度お近くの代理店か無料の一括見積サイトで問い合わせてみることをおすすめします。

空き家は保険料が高く、補償も制限されている!

空き家用の火災保険である普通火災保険は保険料が高く、補償も制限されていることがあります。

保険料の相場は年間1万円~6万円程度ですが、地震保険が契約できないなどの補償できる災害も限られています。

毎日のように住んでいる家であれば管理が行き届いているため、保険料も割安ですが、空き家は災害リスクが高いため、保険料が高くなったり補償が限られてしまうようです。

空き家を契約する際は「何に対して」補償するか検討する!

火災保険は火事だけの補償ではなく、様々な事由で補償がされます。

以下は火災保険の主な補償内容です。

  • 火災・破裂・爆発…火事やもらい火で家が燃えてしまった
  • 風災・雪災・雹災…台風や雪の被害で家が壊れた
  • 水災…床上浸水で家が浸かってしまった
  • 落下・飛来・衝突・倒壊…ボールが飛んできて窓ガラスを割った
  • 水濡れ…給水管が破損し室内が水浸しになった
  • 破損・汚損…不注意で物を落として床を傷つけた

火災保険は「何に対して」補償をしていくかによって保険料が変わってきます。

この中でも最も重要な補償は火災補償と風災・雪災・雹災となりますが、地域の特性なども考量した上で契約されることをおすすめします。

必要だと思う補償をチョイスし、自分なりの火災保険にしてください。

まとめ:空き家でも入れる火災保険について

結論、空き家でも火災保険は入れますが、その前に「空き家の状態」が重要な問題になります。

空き家の状態が管理されており別宅のような形で使用していれば、通常の住宅火災保険に契約ができるかもしれませんし、全くの空き家の場合は空き家用の普通火災保険に契約しなければなりません。

この空き家判断については代理店及び保険会社が判定していくような形となります。

そのため、一度お近くの代理店や無料の一括見積サイトに登録し、相談をしていただくと良いです。

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元損保社員
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元損保社員のつぶやき編集部
【経歴】2012年に損害保険会社に中途入社⇨火災保険損害サービス課で8年間勤務⇨損害保険会社を退職後、実家を継ぐ【資格】ファイナンシャルプランナー2級/アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)
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