ストレートファイヤーといわれる最低限の火災保険はおすすめ？元損保社員が徹底解説！

火災保険の中で「ストレートファイヤー」と呼ばれる商品があるのをご存知でしょうか。

直訳すると「真っ直ぐな火災」になりますが、本記事ではストレートファイヤー型火災保険について元損保社員が徹底解説します。

本記事の内容！

ストレートファイヤー型火災保険とは？
メリット・デメリットについて
契約できる保険会社をご紹介
ストレートファイヤーがおすすめの人

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2023年に商品化されたばかりで、今ダントツでおすすめの火災保険を以下の記事でご紹介しています！

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ストレートファイヤー型の火災保険とは？
ストレートファイヤーのメリット・デメリット！
- ストレートファイヤーのメリット！
- ストレートファイヤーのデメリット！
ストレートファイヤーがおすすめの人！
- 補償は最低限でいいと言う方におすすめ！
- 貯蓄で家を修理できる方におすすめ！
ストレートファイヤーが契約できる保険会社は？
【意見】ストレートファイヤーはやめたほうがいい！
- 補償内容を見直すという選択肢を取るべき！
2024年に火災保険が過去最大の値上げされる今見直しを！

ストレートファイヤー型の火災保険とは？

ストレートファイヤー型の火災保険とは「火災・落雷・破裂・爆発」だけを補償対象とする、最低限の補償の火災保険のことを指します。

通常の火災保険は、その他にも台風や床上浸水なども補償対象としていますが、ストレートファイヤー型の火災保険では対象外となります。

ストレートファイヤーのメリット・デメリット！

ストレートファイヤーのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット：保険料が安い
デメリット：補償がされない災害が多い

では早速説明していきます。

ストレートファイヤーのメリット！

ストレートファイヤーのメリットは、なんといっても保険料が通常の補償内容よりも安いという点です。

ストレートファイヤーを契約できるセゾン自動車火災保険で見積もりを作成してみました。

【ストレートファイヤー参考保険料】
居住地：東京都
建物構造：非耐火構造（木造）
補償額：建物2,000万円、家財補償なし
補償内容：火災・落雷・破裂・爆発のみ

年間保険料：3,000円

年間5万円近く保険料を支払っている方もいる中で、年払保険料が3,000円はかなり差額が大きいです。

「みなさんが保険料をいくら支払っているのか」については以下の記事でまとめています。

火災保険いくら払っている？独自アンケート調査を元損保社員が徹底解説今回の記事は大体どのくらい保険料がかかるんだろうという疑問に対して解消できるよう、火災保険いくら支払うべきなのか平均の保険料を実際に見積もってみました。また、300人からアンケート調査を実施し、実際多くの方は保険料をいくら支払っているのか実態調査も行っています。みなさんが支払い続ける保険であるため、是非検討材料にしてください！...

ストレートファイヤーのデメリット！

ストレートファイヤーのデメリットは、「火災・落雷・破裂・爆発」のみの補償という点です。
一般的な火災保険であれば、火事だけの補償ではなく、様々な原因で補償がされていきます。

一般的な火災保険の補償内容は以下の通りです！

代表的な補償	補償例
火災・破裂・爆発	火事やもらい火で家が燃えてしまった
落雷	近くで雷が落ち、テレビが壊れた
風災・雪災・雹災	台風や雪の被害で家が壊れた
水災	床上浸水で家が浸かってしまった
落下・飛来・衝突・倒壊	ボールが飛んできて窓ガラスを割った
水濡れ	給水管が破損し室内が水浸しになった
盗難	空き巣被害で窓が割られ、家財が盗まれた
破損・汚損	不注意で物を落として床を傷つけた
地震	大地震が起きて家が倒壊した

ストレートファイヤーを選択すると、災害の中でも大きい実害になる「地震」や「津波」「床上浸水」「竜巻」などが補償されないのは大きなデメリットになります。

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ストレートファイヤーがおすすめの人！

ストレートファイヤー型の火災保険は以下の方におすすめです。

補償は最低限でいいという方におすすめ
貯蓄で家を修理できる方におすすめ

では早速説明していきます。

補償は最低限でいいと言う方におすすめ！

ストレートファイヤー型の火災保険は火災・落雷・破裂・爆発のみの基本補償のみになっているため、火災保険の補償は最低限でいいという方におすすめです。

「火事の補償だけは欲しい」という方は特にストレートファイヤー型の火災保険に合っています。

貯金がないから補償は最低限でいいは危険！

貯金がないからこそ、台風や地震、盗難などの補償を付帯するべきで、貯金がないからストレートファイヤーを選ぶという考え方は危険です。

貯蓄がない方は、「もしものために」ぜひしっかりと補償をされる火災保険を契約してください！

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貯蓄で家を修理できる方におすすめ！

地震や竜巻がきて住宅が全壊しても、建て直すだけの余裕があるという方はストレートファイヤーがおすすめです。

どんな家でも地面に建っていれば、壊れる可能性は十分にあるため、全壊するのは火事だけではないと考えておきましょう。

ストレートファイヤーが契約できる保険会社は？

ストレートファイヤーが契約できる保険会社は、以下の保険会社になります。

ジェイアイ傷害火災保険
SBI損保
セゾン自動車火災保険
ソニー損保
日新火災海上保険
楽天損保

また、以下の共済では「火災・落雷・破裂・爆発」以外に少額ですが、若干の補償が付帯されてます。

都道府県民共済
こくみん共済
簡易保険加入者協会

純粋なストレートファイヤーは共済ではなく、保険会社で契約できます！

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【意見】ストレートファイヤーはやめたほうがいい！

ここからは個人的な意見になりますが、ストレートファイヤー型の火災保険を契約するのはやめておいた方がいいと考えます。

火災保険はあなたの大切な住宅や家具家電類などの財産を守る保険です。

住む場所や生きていくために必要なものを補償する保険であるため、保険の中でも最重要位置に存在すると考えます。

過去に私は保険会社で火災保険の支払い業務を行っていましたが、地震や台風などの大災害で全壊してしまった方を何度も対応したことがあります。

ストレートファイヤーを選択すると、火災・落雷・破裂・爆発以外の災害は保険会社として救えない被災になってしまいます。

補償内容を見直すという選択肢を取るべき！

「火災保険を保険料が気になる」「保険料が高い」と考えている方は“ストレートファイヤー”という選択肢ではなく“補償内容を見直す”という選択肢を取るべきです。

ストレートファイヤーを選択すると必要な補償まで削がれてしまいますが、見直しをすることで必要な補償を含んだまま、保険料を抑えることができます。

火災保険の見直しをする場合は、火災保険の一括見積もりサイトがおすすめです。

情報を入力することで一括して複数社見積もりが届き、何度でも見直しが可能です。

おすすめの一括見積サイトやメリット・デメリットは以下記事でまとめています！

火災保険一括見積もりサイトのデメリットは？使ってみてわかったおすすめ3社！火災保険一括見積もりのデメリット・メリットやおすすめの入力方法、見積もりを依頼する手順など、ここでしかない情報を元損保社員が徹底解説します。...

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