ソニー損保

ソニー損保の火災保険のデメリットは?元損保社員が徹底解説

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元損保社員の火災保険専任担当でファイナンシャルプランナーの筆者がソニー損保の火災保険「新ネット火災保険」のデメリットについて徹底解説していきます。

ソニー損保の火災保険のデメリットとは?
  • 保険料自体は安いわけではない!
  • 費用保険金が選択できない!
  • アパートを借りている方は契約できない!

では早速ですが、説明していきたいと思います!

ソニー損保の火災保険の補償内容

基本補償

ソニー損保の新ネット火災保険の基本補償は、必ず「火災、落雷、破裂・爆発(建物)」に契約しなければなりませんが、それ以外の自然災害や盗難などは自由に選ぶことができます。

火災、落雷、破裂・爆発

火災、落雷、破裂・爆発により建物や家財に損害が生じた場合に保険金が支払われます。この補償は必ずセットされます。隣家の火災や落雷の家電の補償も含みます。

風災、雹(ひょう)災、雪災(自由選択)

台風などの風災、雹災、雪災で建物や家財に損害が生じた場合に保険金が支払われます。この補償は自由に選択できます。

水災(自由選択)

台風や暴風雨などが原因で起こる洪水・高潮・土砂崩れなどにより、建物や家財に30%以上の損害が生じたとき、または建物が床上浸水もしくは地盤面より45cmを超える浸水となった結果、損害が生じたときに、保険金が支払われます。この補償は自由に選択ができます。河川の氾濫やゲリラ豪雨に備えることができます。

水濡れ、外部からの物体の衝突など(自由選択)

給排水設備の事故や他の戸室からの水漏れにより水濡れが生じた場合や、建物外部からの物体の飛来・落下・衝突、車の飛び込みや、騒擾(そうじょう)等に伴う破壊行為で建物や家財に損害が生じた場合に保険金が支払われます。自動車の衝突やボールなどの飛来物、上階からの水漏れによる損害も補償対象となります。この補償は自由に選択できます。

盗難(自由選択)

強盗や窃盗(未遂)により損害を受けた場合に保険金が支払われます。建物でこの補償を選択した場合は、空き巣などが屋内に侵入する際に壊した窓ガラスや錠などの損害を補償します。家財でこの補償をご選択の場合は、現金なども一定の金額の範囲内で補償されます。

費用保険金(自動セット)

続いてピラミッド2段目の費用保険金です。
ソニー損保の費用保険金は自動セットされており、選択することはできません。

残存物取片づけ費用

建物や家財の残存物の取片づけに必要な費用で、取りこわし費用・取片づけ清掃費用・搬出費用について被保険者が負担した費用の額(実費)が支払われます。限度額は損害保険金の額×10%が限度となります。

地震火災費用

地震等を原因とする火災で建物が火災で半焼以上もしくは家財が全焼となったときの損害が発生した場合に保険金が支払われます。なお、支払額は保険金額の5%または1敷地内ごとに300万円のいずれか低い額を限度に支払われます。

水道管修理費用

自宅の専用水道管が凍結によって損壊し、これを修繕した場合に保険金が支払われます。なお、保険金の額は損害発生直前の状態に復旧するために必要な費用の額(実費)で、1敷地内ごとに10万円が限度に支払われます。

損害防止費用

火災、落雷、破裂・爆発の事故において、損害の発生・拡大の防止のための費用を契約者が負担した場合に、負担した実費をお支払いします。

オプション特約(自由選択)

ピラミッド3段目のオプション特約部分は、自分で追加したいオプションを選択することができます。

類焼損害・失火見舞費用補償特約

類焼損害保険金失火見舞費用保険金が2つ合わさった特約で、双方契約の建物などから発生した火災・破裂・爆発により、近隣に与えた損害を補償されます。この2つの違いは類焼特約は隣家が火災保険に入っていない場合の補償、失火見舞は損害とは別に1世帯につき20万円の見舞金を支払う制度となっています。

個人賠償責任補償特約

日常生活の事故で、加害者となり法律上の損害賠償責任を負った場合に補償されます。相手方との示談交渉もソニー損保が対応してくれます。

臨時費用保険金補償特約

損害保険金が支払われる場合、損害保険金の10%を100万円を限度に追加で支払われます。

破損・汚損損害等補償特約

日常生活で建物や家財をうっかり壊してしまった場合に発生する不測かつ突発的な事故によって発生した損害に対して保険金をお支払いします。

おすすめ特約については別記事でまとめています!是非ご覧ください!

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地震補償(自由選択)

火災保険では基本的に補償されない地震・噴火・津波による損害を火災保険金額の30~50%の間で補償されます。

地震上乗せ特約

地震保険で補償される金額は、最大でも火災保険の保険金額の50%です。しかしこの地震上乗せ特約(全半損時のみ)を上乗せすることで最大100%の補償額にできます。

ソニー損保の火災保険のデメリット

  1. 保険料自体は安いわけではない!
  2. 費用保険金が選択できない!
  3. アパートを借りている方は契約できない!

保険料自体は安いわけではない!

ソニー損保はダイレクト損保であるため、保険料が安いと思われがちですが、代理店型の保険会社と比較しても大きな大差はありません。

損保ジャパンの火災保険「THE すまいの保険」と比較しました。

居住地:東京都
購入年度:2015年
建物:3000万円
家財:1000万円
自己負担額:なし
割引:なし
地震特約:なし
保険期間:1年間

損保ジャパンの「THE すまいの保険」の場合

ベーシックⅠ型年払の保険料:58,040円、
ベーシックⅠ型に地震補償(50%)を年払の保険料:149,400円

ソニー損保「新ネット火災保険」の場合

ベーシックⅠ型と同一補償:58,182円
ベーシックⅠ型と同一補償に地震補償(50%)をプラス:134,182円
(※臨時費用保険金なし)

通常プランなら損保ジャパンの方が安くて、地震をつけるとソニー損保の方が安いね。

保険料は年々変化していくため、火災保険比較サービスで保険料を比較するのがおすすめです。

元損保社員が教えたい火災保険一括見積サイト3選|デメリットも元損保社員が教えたい火災保険を無料で比較できるサイトを紹介しています。実際に比較サイトを利用し、レビューも含んでいます。上位3社をピックアップしているため、3社のメリット、デメリットも紹介しています。ファイナンシャルプランナーの立場からも是非活用して欲しいです。...

費用保険金が選択できない!


まず費用保険金ってなんですか?

基本補償とは別に補償を手厚くできる保険金のことです。ソニー損保の火災保険は費用保険金が自動でセットされています。

費用保険金が自動セットされているため、残存物取片づけ費用、地震火災費用、水道管修理費用、損害防止費用が不要な場合であっても、費用保険金分も保険料を併せて支払わなければなりません。

また、補償として通常費用保険金に含まれている「臨時費用保険金補償特約」はオプション特約として別口で保険料を支払わなければならないため、補償としては費用保険金にいれておいてほしかったです。

例えばセゾン自動車火災保険は費用保険金を付帯するか選択をすることができます。

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アパートを借りている方は契約できない!

ソニー損保の新ネット火災は家財保険のみの契約はできません。
そのため、賃貸アパートに住んでいる方はソニー損保の火災保険に契約することができません。
賃貸アパートに住んでいる方も、火災保険の加入を義務付けられているアパートもあるため、注意が必要です。

アパートに住んでいる方は賃貸用火災保険や共済に契約するのがおすすめします。

総評:ソニー損保の火災保険はデメリットだけではない!

ソニー損保の火災保険=メリット>デメリット

今回はソニー損保の火災保険について、デメリット部分を中心に説明してきましたが、あえてデメリットを探すと紹介した3つのデメリットが浮かび上がりました。

特に「保険料」については大きなデメリットとなりますが補償内容が自由選択ができるため、カスタマイズをすることで補うことが可能です。

また、ソニー損保の火災保険は「補償内容がカスタマイズできる点」や「サービスの充実度」「地震補償の手厚さ」等、非常にメリット部分の方が強い火災保険です。
どの火災保険にもデメリット部分は存在するため、理解した上で契約をすることを推奨します。

ソニー損保については別記事で詳しくまとめています。是非ご覧ください。

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